2025年4月27日日曜日

心配事の9割は起こらない・桝野俊明著 

 

本を読んだ後に、読後画像を制作しています。


心配事の9割は起こらない

桝野俊明著


2024/03/01読了



減らす、手放す、忘れる「禅の教え」
心配事の”先取”をせず、「いま」「ここ」だけに集中する。
余計な不安や悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、
無駄なものをそぎ落として、限りなくシンプルに生きる。

禅の教えは深いですね。




心配事の9割は起こらない・桝野俊明著




減らす、手放す、忘れる「禅の教え」
心配事の”先取”をせず、「いま」「ここ」だけに集中する。
余計な不安や悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、
無駄なものをそぎ落として、限りなくシンプルに生きる。



■1章・・さっさと減らそう、手放そう、忘れよう

●妄想しない・・禅が教える、「比べない生き方」。
●持ち物を減らす・・すると、心も身体も軽くなる。
●「いい加減」を心得る・・人は自分の力量に見合ったことしかできない。



■2章・・「いま」できることだけに集中する

●朝を大事にする・・「毎朝、一定の早い時間に起きる」。
仕事に定年はあっても、人生に定年はない。
●夜は静かに過ごす・・大事な判断を夜中にしてはいけない。「夜座」



■3章・・「競争」から一歩離れると、うまくいく

●「おかげさま」を感じる・・自分一人でできることなど、たかが知れている。
●今日やるべきことは、今日やる・・人生を窮屈にしないための極意。
●「流れ」に任せる・・「孤独」はいいけど、「孤立」はいけません。
●呼吸を整える・・「禅の呼吸法」。「調身、調息、調心」・・姿勢を整える、呼吸を整える、心を整える。丹田に集中し吐ききることが大事。
●家の中の“空気”を変える・・まずは、朝起きたときから。
「自分の居場所がある」。
自分の「家」を見直す。禅の根本は「実践」。家は大安心の居場所。



■4章・・人間関係が驚くほどラクになるヒント

●毎日10分、自然に触れる・・ふと、心が解き放たれる瞬間。
●“迷わず”助けを求める。手を差し伸べてくれる人が必ずどこかにいる。
●損得で判断しない・・打算のない人間関係こそやがて輝く。



■5章・・「悩み方」を変えると、人生は好転する

●「老い」について・・身だしなみ、姿勢、呼吸・・・禅の教え。
●「夫婦」について・・「感謝」の言葉が、いい関係をつくる。
●「親子」について・・「過干渉」が心配のタネになる。
子どもに対する過干渉はまさしく毒・・「癡」です。
●「死」について・・「死ぬ」ことは、仏様にお任せすればいい。
「生きているときは生ききる。死ぬるときには死にきる」





日本の僧侶、庭園デザイナー(作庭家) 枡野俊明氏

枡野 俊明(ますの しゅんみょう、1953年2月28日 - )は、日本の僧侶、庭園デザイナー(作庭家)。曹洞宗徳雄山建功寺住職、曹洞宗参禅道場主管。日本造園設計代表、多摩美術大学名誉教授、Beijing DeTao Masters Academy(北京徳稲教育機構)大師。神奈川県横浜市生まれ。1966年3月、曹洞宗徳雄山建功寺第17世住職・枡野信歩の弟子として得度。1975年3月、玉川大学農学部農学科卒業。在学中より斉藤勝雄に師事。1979年3月、大本山總持寺に安居。1982年、日本造園設計株式会社設立。1986年6月、曹洞宗徳雄山建功寺副住職に就任。1994年、ブリティッシュコロンビア大学特別教授に就任。(1997年7月~2000年6月)。1998年、多摩美術大学美術学部環境デザイン学科教授に就任。2000年12月、建功寺第18世住職に就任。2012年5月、Beijing DeTao Masters Academy(北京徳稲教育機構)大師に就任。2022年7月、大教師補任、同年10月赤紫恩衣許可(曹洞宗)。2023年4月、多摩美術大学名誉教授に就任。


非常に勉強になった本でした。








0 件のコメント:

コメントを投稿

山笑う春に思う さだまさし氏

  私が気に入った新聞コラム 山笑う春に思う さだまさし氏 漢字が読めず、語彙も乏しくなった日本人。文章を読み、人と話すべし  新聞も読まずテレビも観(み)ず、ラジオを聴(き)かなくても情報に囲まれているという薄気味悪い時代。しかもそれらの情報には巧妙な嘘(うそ)や下衆(げす)な...