2022年12月30日金曜日

もがきながらも生きていく

 

私の好きなアルピニスト

私が気に入った新聞コラムから、人生訓にしたい言葉です。


もがきながらも生きていく 

登山家 野口健氏


登山家 野口健氏

野口 健(のぐち けん、1973年8月21日 - )は、日本の登山家、環境活動家。亜細亜大学国際関係学部卒業。NPO法人PEAK+AID(ピーク・エイド)代表(2020年時点)として、ヒマラヤ・富士山での清掃活動といった環境保護への取り組み、また遭難死したシェルパ族の子どもたちへの教育支援「シェルパ基金」やヒマラヤでの学校建設・森林づくり、第二次世界大戦の戦没者の遺骨収集などの社会貢献活動を行っている。



もがきながらも生きていく


2022(令和4)年も間もなく閉じようとしている。コロナ禍でさまざまな活動が止まっていたが、今年になって少しずつ動き始めた。4月には3年ぶりのヒマラヤ登山。秋に予定していたマナスル峰の再挑戦に向けて再始動した直後に20年来、ともにヒマラヤに挑戦してきた山岳カメラマンの平賀淳さんがアラスカの山で遭難。本来ならば一緒にマナスル峰へ挑むはずであった。7年前には、女性登山家の谷口けいさんも北海道の山で遭難。僕を含め、この3人が野口隊の主要メンバーであったが、気がつけば、僕一人が残されてしまった。


学生の頃、山岳会の大先輩が「野口君、この世界で長くやっていると徐々にね、得るものよりも失うことの方が多くなる」と話してくれたことがある。その時は言葉の重みを理解できなかったが、今なら分かるような気がする。20代の頃は先輩の遭難を目の当たりにしても「僕は山で死ぬことはない」とどこかひとごとであった。しかし、毎年のように1人、また1人…遠い存在の人から少しずつ身近な仲間へと犠牲の輪が広がっていき、気がつけばその輪に完全に包囲されていた。


ある時、雪山を登っていたら雪面に映る自分の影の中に死が潜んでいるのではないかと感じた。「いよいよその時が近づいてきたかな」と感じながらも、人生は時に酷なもので耐えがたい喪失感に襲われながら明日を生きていかなければならない。マナスル遠征を中止し、思考の中でしばらくさまよった。山を辞めることも本気で考えた。


結局は登山家の性(さが)なのか、山に登ることでしか自身を表現できないのか。それとも山に登り続けることでしか、先に逝った仲間たちの命をつないでいけないのか。頭の中が焦げ付くほどに思考が渦巻いた。結論、答えはない。確かに生きていれば得るよりも失うことが増えるだろう。


しかし、こう思う。もがきながらも生きてさえいれば、失うことの中から何かしらかを得ることもあるのだろう、と。


それを確かめるためにヒマラヤに向かう。なんだかんだ遠回りしても僕はやっぱり山が好きなのかもしれない。




雪山と野口健


この人の生き方や活動はスゴイですね。

人生の教訓としても参考にしたい人です。









2022年12月26日月曜日

最近、私が気を付けていること

 


最近、私が気をつけていること、・・それは


「物事を進める時は、時々立ち止まるべし」



「物事を進める時は、時々立ち止まるべし」




若い頃から何かを進める時、テンポが速すぎて、周りと差異が生じることが多々ありました。

思えばそれによって得をしたことも、また、理解が得られず損をしたことも、多々あったように思います。

老年になって直るかと思いきや、まったく変わりません。これではいけないと思い、
今は、時々立ち止まりながら、周りとの差異を考えて行動しています。





自分にとっては、これは非常に重要なことになってきていますね。








野鳥「青鷺」

 

12月、帷子川の「青鷺」


「青鷺」



「青鷺」


「青鷺」


今の時期の帷子川には結構います。

いい感じですね。





坂東三十三観音霊場杉本寺にて短歌

 

坂東三十三観音霊場杉本寺にて短歌

2017年12/05に詠んだ短歌です。


12月の鎌倉杉本寺で詠んだ、短歌1首


白幟を越えて上りし茅葺堂古き御像に暫し息を吐き


鎌倉杉本寺で詠んだ、短歌1首



奉納幟が立ち並ぶ急こう配の石段を上り、途中で一息するおばあちゃんを追い抜き観音堂へ行き着くと、冬に入る古きお堂の佇まいに少し見入ってしまいます。




杉本寺観音道堂



杉本寺観音道堂



杉本寺山門


若い頃に、この杉本寺の茅葺の屋根の改修時に仕事で来た記憶があります。
今はもうあまり定かではありません。

その頃を想いながら、訪れる杉本寺は格別ですね。








2022年12月25日日曜日

12月、帷子川河川の「マガモ」

 

12月、帷子川河川の「マガモ」


毎年今の時期には、雄と雌が渡ってきます。



帷子川河川の「マガモ」


帷子川河川の「マガモ」



帷子川河川の「マガモ」


いつ見ても、和みますね。








2022年12月24日土曜日

Bette Midler

オートシェイプ画は、Excelで面と線の積み重ねで描くイラストです。なかなか面白い絵が描けます。 主に、猫・JAZZミュージシャン・POPミュージシャン・野鳥・花・人物・ポスター画等のオートシェイプ画を制作しています。


オートシェイプ画イラスト制作    

「Bette Midler」モノクロ線画

好きなミュージシャン「Bette Midler」のオートシェイプ画を制作しました。

描いたのは3点、Bette Midlerは今76歳だそうです。


「Bette Midler」モノクロ線画


1979年制作の27才でこの世を去ったロックシンガー、ジャニス・ジョップリンの半生を描いた映画、「ROSE」で、ベット・ミドラーが演じ、歌った「ROSE」が何となく好きです。
メロディも、歌詞も、素晴らしい。時々聴いています。



Bette Midlerリメイク版



色々な訳詞がありますが、私はこの訳詞が一番良いと思っています。
The  Rose


愛は河だという人がいる  
若くて柔らかい芽をのみ込んでしまう河だと 
愛は鋭い刃物だという人がいる 
魂から血を奪い去る刃物だと 
愛は飢えだという人がいる 
満たされることのない渇望だと

私は愛は花だと思う  
そして、その大切な種があなたなのだ

傷つくことを恐れている心
そんな心では楽しく踊ることができない 
目覚めることを恐れている夢 
そんな夢ではチャンスがつかめない 
誰も受け入れられない人 
それでは与える喜びを知ることはない 

そして、死ぬことを恐れている魂 
それでは生きることの意味が学べない

夜がせつなく寂しくなったとき 
そして、道があまりに長すぎると感じたとき
また、愛は幸運で強い人間にしか 
やってこないと思ったとき 
思い出してほしい、厳しい冬の
深い雪の下には  
 
暖かい太陽の愛を浴びるための種があり 
春には薔薇の花を咲かせるということを・・・



Bette Midler デフォルメ版


今でも思い出したように、この「The  Rose」を聴き、歌詞の余韻に浸っています。

いいですね。






建長寺回春院にて詠んだ写句

 

写真家の浅井慎平氏が提唱している、「Haikugraphy」とは、写真と俳句を一つにして表現した、「写句」です。


12月の建長寺回春院にて詠んだ、写句1句

2016/12/17に建長寺回春院を訪れた時に詠んだ写句です。


冬枯回春院水面閑也

(ふゆがれかいしゅんいんみなもしずかなり)



建長寺回春院にて詠んだ、写句1句



建長寺の回春院は、冬に訪れると、大覚池に映る回春院がとてもきれいです。 
心が洗われる静けさですね。



大覚池に映る回春院



建長寺の回春院のススキ



その後毎年、この建長寺の回春院を訪れるようになりました。

その年時に景色の気配は違いますが、心がいつも洗われるような感覚になります。

いい寺院ですね。








2022年12月23日金曜日

海外ドラマ「私のベスト15」

 

相変わらず、海外ドラマ観ています。


今までに観た

海外ドラマの「私のベスト15」


独創性、ストーリー性、面白さ、キャスト、エンディング、の5つの視点で選出しました。

ベスト10を目指しましたが、結局絞り切れず、ベスト15です。


海外ドラマの「私のベスト15」


15作品のポスターを1枚にまとめて制作しました。



1.GALACTICA(ギャラクティカ)

2.Game of Thrones(ゲーム・オブ・スローンズ)

3.FRINGE(フリンジ)

4.JUSTIFIED(ジャスティ・ファイド)

5.PERSIN of INTEREST(パーソン・オブ・インタレスト)

6.Breaking Bad(ブレイキング・バッド)

7.The Mentalist(メンタリスト)

8.Agents of SHIELD(エージェント・オブ・シールド)

9.Damages(ダメージ)

10.GRIMM(グリム)

11.GOTHAM(ゴッサム)

12.The Strain(ストレイン)

13.Black Sails(ブラック・セイルズ)

14.The Vampire Diaries(ヴァンパイア・ダイアリーズ)

15.LOST(ロスト)


アメリカ人の創るドラマは面白いですね。さすが、アングロサクソン。

今視聴中で、次シリーズ待ちと旧作待ちが結構あるので、観終わったらまた、次のベスト15を選出したいと思っています。








2022年12月22日木曜日

山茶花が咲きました

 

帷子川親水緑道の「山茶花」


かなり綺麗に、たくさん咲いています。



帷子川親水緑道の「山茶花」



●山茶花
花名の山茶花(サザンカ)は、中国語でツバキ類を指す「山茶(さんさ)」に由来し、山茶花の本来の読みである「サンサカ」がなまったものといわれます。花言葉は、「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」。同じツバキ属のサザンカとツバキはよく似ています。花が丸ごと落ちるのがツバキ、花びらが個々に散るのがサザンカです。また、ツバキの花は完全には平開しませんが(カップ状)、サザンカはほぼ完全に平開します。花期は、サザンカが晩秋~初冬にかけて咲き、ツバキは晩冬~春にかけて咲きます。



帷子川親水緑道の「山茶花」



帷子川親水緑道の「山茶花」



帷子川親水緑道の「山茶花」



帷子川親水緑道の「山茶花」



帷子川親水緑道の「山茶花」


今年の咲きは、なかなか良いですね。








2022年12月21日水曜日

最近の「苔テラリウム」の様子

 

最近の「苔テラリウム」の様子


順調に育っています。



最近の「苔テラリウム」



最近の「苔テラリウム」



最近の「苔テラリウム」


朝の日課は、家のガラス拭きの後に、苔水やりで決まっています。

フィギアがだいぶ埋まってきました。








2022年12月20日火曜日

里芋とベーコンの煮物

 

■ 作家 曾野綾子氏の提言

老年になれば、妻と死別したり、妻が急に入院したりする可能性が出てくる。そのために、簡単な掃除、洗濯、料理ぐらいができない男というのも、賢い生き方とは言えない。


酒の肴づくり

里芋とベーコンの煮物


まるごとぜんぶのお芋の煮ころがしにベーコンを入れてこってり、濃密な味がうまい。



里芋とベーコンの煮物


これは田舎の味ですね。
こってり味が郷愁をそそります。美味かった。








2022年12月19日月曜日

チリの猫とタンポポ

オートシェイプ画は、Excelで面と線の積み重ねで描くイラストです。なかなか面白い絵が描けます。 主に、猫・JAZZミュージシャン・POPミュージシャン・野鳥・花・人物・ポスター画等のオートシェイプ画を制作しています。


オートシェイプ画イラスト制作

世界の猫シリーズ

チリの猫とタンポポ


オートシェイプ画で世界の猫シリーズを制作しています。

今回は「チリの猫とタンポポ」の単線画、リメイク版、オリジナル原画、の3点です。


チリの猫とタンポポ、「単線画」


チリの猫とタンポポ、「リメイク版」


チリの猫とタンポポ、「オリジナル原画」



このところ、原画を利用して、単線画を描いています。








2022年12月18日日曜日

木瓜の花が咲きました

 

親水緑道の木瓜の花


もう咲き始めました。早いですね。



親水緑道の木瓜の花



親水緑道の木瓜の花



親水緑道の木瓜の花



親水緑道の木瓜の花



親水緑道の木瓜の花

これからどんどん咲き始めますね。








2022年12月17日土曜日

帷子川の紅葉

 

今年の「私の散策路」の紅葉


去年に続き、今年の紅葉も、あまりよくありません。

気候のせいだと思うが。


帷子川・・親水公園、親水緑道

いつもウオーキングでも歩いているコースです。



親水公園
親水緑道公園路の紅葉


親水公園池の紅葉


親水公園池の紅葉


親水公園の紅葉


親水緑道公園路の紅葉


親水緑道の紅葉



親水緑道の紅葉


親水緑道四阿の紅葉


親水緑道吊り橋の紅葉


この帷子川の親水緑道は、四季の季節を楽しむことができる場所です。








2022年12月16日金曜日

「朝鮮半島終焉の舞台裏」高橋洋一著

 

本を読んだ後に、読後画像を制作しています。

朝鮮半島終焉の舞台裏


2018年に読了した、高橋洋一著の「朝鮮半島終焉の舞台裏」の要約まとめの

修正を行っています。


2022年、北朝鮮と中国の日本への侵略が活発化していますが

2018年に読んだこの本の指摘は、今の状況にも十分対応できるような内容でした。


経済学者、数量政策学者 高橋洋一氏

高橋 洋一(たかはし よういち、1955年〈昭和30年〉9月12日 - )は、日本の経済学者、数量政策学者、元大蔵・財務官僚。学位は博士(政策研究)(千葉商科大学・2007年)。嘉悦大学ビジネス創造学部教授。研究分野はマクロ経済学、財政政策、金融政策。プリンストン大学客員研究員。



朝鮮半島終焉の舞台裏


●日本の周辺国の軍事バランス・・長期的に不安定・・軍事バランスが大きく崩れる


●尖閣の日本の実効支配は難しい・・中国は「核心的利益」と表現して本気で取りに来る。


●竹島・・韓国の方が日本より相対的に軍事力が増すので、国際社会に訴えなければ勝ち目はない


●北方4島の復帰も軍事的に望みは薄い。



●尖閣は、日本はアメリカの軍事力を借りなければ分が悪い。今のところ、アメリカは、日本が実効支配する尖閣諸島(沖縄県石垣島)について、アメリカの日本防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が適用されるという立場だが、今後のことは誰にも断言できない。



●ちなみに、日本の立川の横田基地には朝鮮半島の国連軍の後方司令部があり、常勤の要員もいる。日章旗、星条旗の他、国連旗が常時掲揚されている。



●板門店や日本の横田基地は、現在でも朝鮮戦争が戦時国際法上「休戦」中(戦争継続中)であることを明快に示し、いつでも「休戦」が解かれる可能性がある。日本の近くには、「有事」の種がたくさんあるのだ。



高橋洋一氏の考え方、論理構成は良いですね。いつも参考になります。









2022年12月15日木曜日

ソーラーパネルで日本の土壌が「死ぬ」

 ブログの大先輩「八郷の日々」に触発されて、今日からブログを始めます。

あくまで、自分流に・・。 2022年12月15日


今年2022年9月の、秋のシオカラトンボ


ソーラーパネルで日本の土壌が「死ぬ」


最近勉強したこと。・・

自然観察が好きな私には、色々と考えさせられる話です。


太陽光発電メガソーラーの、ソーラーパネルで日本の土壌が「死ぬ」。


日本の状況・・農地に続々とソーラーパネル。山林を削る。

続々と太陽光パネルが設置されているわけだが、これはサスティナブルとは真逆だ。

SDGs的な「飢餓をゼロに」や「陸の豊かさも守ろう」という目標とも真っ向から対立する。


太陽光パネルの下の地面で生きてきた生物は光合成ができないで死に絶える。

それを食べていた生物にも影響がでる。

周辺の生態系も壊されていく。


一度ソーラーパネルを設置した土地を再び農地として使うことはかなり難しい。


太陽エネルギーが届かないわけだから、土壌の中にいる微生物などにも悪影響があり、農作物を育てる栄養素もなくなってしまう。


その土地はいわば「死んだ」ことになる。


今年2022年9月の、秋のシオカラトンボ


生き物の生態系は守りたいですね。








医者に殺されない47の心得・近藤誠著

  本を読んだ後に、読後画像を制作しています。 「医者に殺されない47の心得」 近藤誠著 ●がんは切らずに治る。抗がん剤は効かない。健診は百害あって一利なし。 がんは原則として放置したほうがいい。 ●医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 ●リビングウィルを書いてみよう等々。...