本を読んだ後に、読後画像を制作しています。
「無名の人生」 渡辺京二著
無名のままに生きたい。「自分で自分の一生の主人であろう」。
昨年12月に亡くなった思想史家の渡辺京二という人は、最後まで、好きなことだけやってきて、少年のままで、生きてきた人の印象でした。
無名の人生 渡辺京二著 |
無名のままに生きたい。「自分で自分の一生の主人であろう」。
序・人間、死ぬから面白い
①私は異邦人
②人生は甘くない
③生きる喜び
④幸せだった江戸の人
⑤国家への義理
⑥無名のままに生きたい
思想史家・歴史家・評論家 渡辺京二氏 |
渡辺 京二(わたなべ きょうじ、1930年8月1日 - 2022年12月25日)は、熊本市在住の日本の思想史家・歴史家・評論家。代表作に幕末・明治期の異邦人の訪日記を網羅した『逝きし世の面影』などがある。日活映画の活動弁士であった父・次郎と母・かね子の子として京都府紀伊郡深草町(現:京都市伏見区深草)に生まれる。1938年(昭和13年)、当時かの地で映画館の支配人をしていた父を追って中国・北京に移住、その二年後に大連に移り、南山麓小学校から大連第一中学校へ進む。1947年(昭和22年)、大連から日本へ引揚げ、戦災で母の実家が身を寄せていた菩提寺の六畳間に寄寓する。旧制熊本中学校に通い、1948年(昭和23年)、日本共産党に入党する。同年第五高等学校に入学するが、翌1949年(昭和24年)結核を発症、国立結核療養所に入所し、1953年(昭和28年)までの約四年半をそこで過ごした。1956年(昭和31年)、ハンガリー事件により共産主義運動に絶望、離党する。法政大学社会学部卒業。書評紙日本読書新聞編集者、河合塾福岡校講師を経て、河合文化教育研究所主任研究員。2010年には熊本大学大学院社会文化科学研究科客員教授。2022年12月25日死去。92歳没。
0 件のコメント:
コメントを投稿