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日本人が知らない世界の歩き方 曾野綾子著
世界を歩き回った曾野綾子さんらしいエッセイでした。
やっぱりこの人の考え方や感性は面白いですね。
日本人が知らない世界の歩き方 曾野綾子著 |
人が何と言おうが、
それが悪であろうが善であろうが、醜であろうが美であろうが、
歴史の長い重い流れの中で、
自分自身の人生を自分の好みと責任とにおいて設定し、
それを生き抜く。
国家と社会と個人に、そのような土性骨がないと、
日本人のような工業生産品様式のクローン人間ばかりが
増えるのである。
●世界を歩くということ
アラブ人にとっても、ヨーロッパ人にとっても、アジア人にとっても、生活の原型は抗争にあるということが、私の外国体験で受けた貴重な教育の一つである。
作家 曾野綾子氏 |
曾野綾子(その あやこ、1931年(昭和6年)9月17日 - )は、日本の作家。「曾野」表記もある。本名は三浦知壽子。旧姓、町田。夫は三浦朱門。カトリック教徒で、洗礼名はマリア・エリザベト。聖心女子大学文学部英文科卒業。『遠来の客たち』が芥川賞候補に挙げられ、出世作となった。以後、宗教、社会問題などをテーマに幅広く執筆活動を展開。エッセイ『誰のために愛するか』はじめベストセラーは数多い。近年は生き方や老い方をテーマとしたエッセイが多く、人気を集めている。保守的論者としても知られる。大学の後輩である上皇后美智子とは親交が深く、三浦の生前から夫婦ぐるみで親しかった。上皇后(天皇)夫妻が葉山で静養する折、夫妻で三浦半島の曽野の別荘を訪問することも多い。日本財団会長、日本郵政取締役を務めた。日本芸術院会員。文化功労者。
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