2026年4月19日日曜日

「1人の兵士」を見捨てなかった米軍

 

私が気に入った新聞コラム

「1人の兵士」を見捨てなかった米軍

直球&曲球 野口健 2026/4/16 13:00イスラエル・中東情勢直球&曲球



そのとおりですね。

日本の戦後の戦没者対応はかなり問題があります。


国はかつて遺骨収集活動を遺族会や戦友会などに事実上丸投げした。

戦後日本は経済発展にうつつを抜かし、大切なものを見失った。


この二つ指摘は、悲しいですが事実ですね。

やはり戦後の、結党70年の自民党政権の無責任さです。

アメリカが作った押しつけの憲法を、70年経っても変えられないことは、

もはや笑い話です。


しっかりとした政党が、今後出ない限り、日本は滅びますね。



日本の登山家、環境活動家 野口 健氏

野口 健(のぐち けん、1973年8月21日 - )は、日本の登山家、環境活動家。亜細亜大学国際関係学部卒業。NPO法人PEAK+AID(ピーク・エイド)代表(2020年時点)として、ヒマラヤ・富士山での清掃活動といった環境保護への取り組み、また遭難死したシェルパ族の子どもたちへの教育支援「シェルパ基金」やヒマラヤでの学校建設・森林づくり、第二次世界大戦の戦没者の遺骨収集などの社会貢献活動を行っている。



「1人の兵士」を見捨てなかった米軍

直球&曲球 野口健 アルピニストの野口健氏


イランで撃墜された米軍機パイロット1人を助けるために約100人の米軍特殊部隊が敵地に潜入したという。地上から攻撃されながらも超低空飛行で捜索にあたる米軍ヘリの様子も報じられた。米国政府は「1人の兵士であろうと必ず助ける」と。この紛争の「是非(ぜひ)」は別として、1人の救出のために約100人が命を懸ける。そこに米国の真の強さを感じた。


それに比べると先の大戦で日本軍はまるで違った。私の祖父は帝国陸軍の参謀を務めていた。インパール作戦を発案した牟田口廉也(むたぐちれんや)司令官に対し「この作戦は無謀である。戦になる前に多くの兵士が死んでいく」と意見をしたそうだ。しかし若手参謀の意見は却下され、作戦は決行。その結果、戦死者数よりも餓死や病死の方が多かったのだ。


それは今日も続いている。戦没者に対する扱いがそうだ。私は長年遺骨収集活動に携わってきたが、いまだに多くの日本兵の遺骨が放置されたままだ。フィリピンのレイテ島では洞窟の中に無数の遺骨と遺留品が残されていたのを見た。洞窟からは、よく海が見渡せる。方位磁石で確認したら、その先に日本があった。祖国に思いをはせながら亡くなったのだろうか。


戦後焼け野原から日本は瞬く間に経済復興を遂げた。しかし犠牲になった無数の兵士のことは、いつしか忘れ去られてしまった。国はかつて遺骨収集活動を遺族会や戦友会などに事実上丸投げした。一方、米国は朝鮮戦争やベトナム戦争で残された米兵の遺骨収集を徹底的に行ってきた。硫黄島では行方不明者1人のために、いまだに調査を継続しているのだ。


予算も人員も米国と日本ではけたが違う。国の命で戦い散った兵士を「必ず祖国に戻す」というのは、国家としてのプライドであり、責任である。戦争を正当化する気持ちは毛頭ないが、国が始めた戦争で命を懸けた方々に対し敬意を抱けない国は、いずれ滅びていく。灼熱(しゃくねつ)のフィリピンのジャングルの中で、そう強く感じた。戦後日本は経済発展にうつつを抜かし、大切なものを見失ったのではないだろうか。






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  私が気に入った新聞コラム 「1人の兵士」を見捨てなかった米軍 直球&曲球 野口健 2026/4/16 13:00イスラエル・中東情勢直球&曲球 そのとおりですね。 日本の戦後の戦没者対応はかなり問題があります。 国はかつて遺骨収集活動を遺族会や戦友会などに事実上丸投げした。 ...