2024年4月24日水曜日

佐野繁次郎x小金沢健人ドローイング/シネマ展

 

4月11日の鎌倉探訪時に、

佐野繁次郎x小金沢健人ドローイング/シネマ展

を観てきました。

神奈川県立近代美術館鎌倉別館です。 


展示は造形がメインで、結構変わった展示会で面白かったです。

「こういう世界もあるんだね」という感じでした・・。

今回は展示館の中の展示撮影もOKでした。ラッキーです。




佐野繁次郎x小金沢健人ドローイング/シネマ展 看板



展示会入り口



挿画と装幀



絵皿と装幀


この造形は結構面白かった



このイラスト、挿画もユニークでした



この人絵は面白い



抽象的な挿画



造形展示 非常に面白い造形でした。



挿画 展示



本を読む手の造形・・素晴らしい



展示の様子



■小金沢健人×佐野繁次郎ドローイング/シネマ展 概要
現代美術作家と当館の所蔵作家をとりあげ、一つの視点でそれぞれの作品に新たな側面を読む展覧会。絵画・映像・立体で国際的に活動する小金沢健人(こがねざわ・たけひと/1974―)と、独特の描き文字と線画による装幀・挿画が油彩画と並び多くのファンを持つ佐野繁次郎(さの・しげじろう/1900―1987)。とりわけ線描(ドローイング)の作品において、ふたりの仕事はニュアンスに富んだ描線と余白を共通項とするものです。


■展覧会の見どころは
●小金沢健人による佐野繁次郎:イマジネーションとモーション
佐野が描いた町並み、人々などパリのモダンな風景が、小金沢の解釈によって鎌倉別館の展示空間に展開しています。
●佐野繁次郎のカット原画類を多数初公開しています。




展示会パンフレット


非常に面白い展示会でした。

普段あまり目にふれない造形に触れて、非常に有意義な展示会でした。




洋画家 佐野繁次郎氏

佐野 繁次郎(さの しげじろう、1900年1月22日 - 1987年12月2日)は、大阪府大阪市出身の洋画家。大阪市船場の筆墨商の家に生まれる。小出楢重に師事し、信濃橋洋画研究所に学び二科展に出品。昭和初期より横光利一の「寝園」の挿画や著作の装幀、挿画をはじめとして多数手掛ける。1937年フランスに渡り、パリのアカデミー・ジュリアンに学ぶ。この際にアンリ・マティスに師事、ジョアン・ミロとも交流する。戦後は二紀会の創設に参加。パピリオ化粧品の重役としても活躍。パッケージデザインも手掛けた。佐野繁次郎が装丁を手掛けた書籍も数多くあり、それを蒐集する美術関係者も少なくない。2008年には佐野の装丁本ばかりを纏めた「佐野繁次郎装幀集成」(みずのわ出版)が発行されており、佐野本コレクターとして西村義孝、安部朋子などが有名である。




影像デザイナー 小金沢健人氏

小金沢健人は1974年東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。在学中よりビデオによる映像作品の発表を始める。1999年から2017年まではベルリンを拠点にして活動。「運動」と「場所」に強い興味を持ち、映像作品のインスタレーションを起点に、パフォーマンス、ドローイング、立体作品、サウンドなどが、動きの中で交わる表現へと幅を拡げてきた。近年は舞台や劇場空間での表現も手がけ、生成と消滅を探究する方向へ進んでいる。これまでに、メディアシティソウル、マニフェスタ、シャルジャビエンナーレなどの重要な国際展に名を連ね、国内でも横浜トリエンナーレ、あいちトリエンナーレ、六本木クロッシングなどに参加。








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