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百歳人生を生きるヒント
五木寛之著
2018/02/20読了
七十代の黄金期、八十代の自分ファースト期、では何をするべきか?を的確にアドバイスしてくれる本でした。
自分が本当に自由で居心地のよい小さな場所を、毎日確保することは大事ですね。
また新しいことにチャレンジすることも大事。
「神社仏閣・寺巡り」・・そこは古来、よい気が流れる、いやしろ地なのだから・・という言葉もいいですね。
本当にいい本でした。
百歳人生を生きるヒント 五木寛之著 |
●百歳人生を生きるヒント 五木寛之著
古代インドの人生観と、中国の人生観・陰陽五行説
①学習期・・0才から25才まで 「青春」
②家住期・・25才から50歳まで 「朱夏」・・仕事、結婚、家庭
③林住期・・50才から75才まで 「白秋」・・仕事、家庭から卒業し、社会的活動を止め、人生を思索
④遊行期・・75才を過ぎたら 「玄冬」・・放浪する
●突然、百歳人生がやってきた
明治維新以来の脱亜入欧の国のあり方、西洋一辺倒あるいはアメリカ一辺倒のあり方を、見直すことが求められているような気がしてなりません。
●五十代の事はじめ
私は茨木さんが指摘するように、国に寄りかからないで、自分の感覚というか、勘をセンサーにして生きていく覚悟を決めました。
●六十代の再起動
自分のキャリアや功績、過去の栄光など、すべてをリセットすることが大切です。
●七十代の黄金期
新しいことにチャレンジする・・神社仏閣・寺巡り・・そこは古来、よい気が流れる、いやしろ地なのだから。
●八十代の自分ファースト
八十代を過ぎたら、自分の直感にしたがい、世間の思惑の中で行動しないようにつとめています。
死は孤独であり、単独死であり、本人だけの問題だということを、私たちは再認識しなければならない。
●九十代の妄想のすすめ
九十代に贈る杖のことば・・「君は至る所で死を待ち受けよ」
■あとがき
●ある年齢から、いまは余命をいきているという思いがあります。
●ただ、いつ、この命が消えても、それは天命だという気持ちになっているのです。
●たどり着いた結論は、今日の一日を生き抜く覚悟をすることでした。
●私が痛感するのは、自分が本当に自由で居心地のよい小さな場所を、毎日確保することができたらそれでいいということです。
小説家・随筆家 五木寛之氏 |
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