2023年5月29日月曜日

人間の分際 曽野綾子著

 本を読んだ後に、読後画像を制作しています。


人間の分際 曾野綾子著

その考え方や、生き方が、好きな作家です。





人間はその分際(身の程)を心得ない限り、決して幸福には暮らせない

■人間には持って生まれた器がある
■深く悩まない・・・人の評価と自分の思いは絶えず違う。
■「やればできる」というのは、とんでもない思い上がり
■他人の心の中を裁くことは、人間の分際を超えている。・・思想の自由・個人の尊厳を侵す暴力だ。
■無理をするとおかしくなる
■人生は能力ではなく気力で決まる。
■うまく行かない時は「別の道を行く運命だ」と考える。最善ではなく次善で。
■人間は常にどこかで最悪のことが起こるかもしれないという覚悟をしておくべきだ。
■辛い時は、逃げる姿勢と、問題にぶつかる勇気と、両方がないと自然に生きられない。
■姑息ということは「いっとき息をつくこと」・・すぐに答えを出さないのも知恵。

身の程をわきまえて、しっかり生きたいと思います。



作家 曾野綾子氏

曽野 綾子(その あやこ、1931年(昭和6年)9月17日 - )は、日本の作家。「曾野」表記もある。本名は三浦知壽子。旧姓、町田。夫は三浦朱門。カトリック教徒で、洗礼名はマリア・エリザベト。聖心女子大学文学部英文科卒業。『遠来の客たち』が芥川賞候補に挙げられ、出世作となった。以後、宗教、社会問題などをテーマに幅広く執筆活動を展開。エッセイ『誰のために愛するか』はじめベストセラーは数多い。近年は生き方や老い方をテーマとしたエッセイが多く、人気を集めている。保守的論者としても知られる。大学の後輩である上皇后美智子とは親交が深く、三浦の生前から夫婦ぐるみで親しかった。上皇后(天皇)夫妻が葉山で静養する折、夫妻で三浦半島の曽野の別荘を訪問することも多い。日本財団会長、日本郵政取締役を務めた。日本芸術院会員。文化功労者。








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