アーツ・アンド・クラフツとデザイン展
「ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」
を観に行ってきました。そごう美術館。
アーツ・アンド・クラフツとデザイン展の入り口 |
アーツ・アンド・クラフツ運動の歩みを、テキスタイルや壁紙・家具・金工など、約170点の作品が展示されていました。フランク・ロイド・ライトには興味がありましたが、ライトの建築のステンドグラスにそのデザインが現れていると感じました。
アーツ・アンド・クラフツとデザイン展のパンフ |
チャールズ・フランシス・アンズリー・ヴォイジ一《ポピー》 |
ウィリアム・ド・モーガン《バラと格子》 |
19世紀後半にイギリスで興ったアーツ・アンド・クラフツ運動は、産業革命以降、急速に失われつつあった手仕事による制作活動を取り戻すこと、さらには、生活と芸術が一体化することを目指しました。中心人物となったウィリアム・モリス(1834-1896)の思想と実践は、同時代の作家に広く受け入れられ、イギリス全体、そして世界各地へと広まります。
アメリカでは、建築家フランク・ロイド・ライト(1867-1959)らも参加し、運動は新たな展開を見せました。手仕事の復興を目指したアーツ・アンド・クラフツ運動は、美術や工芸、建築だけにとどまらず、産業や人々の生活文化にも影響を与え、その思想は現代の日本にも息づいているそうです。
ま~ま~の展示会でした。
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