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「第三次世界大戦はもう始まっている」
エマニュエル・トッド著
フランスの人口統計学者、歴史学者、人類学者。非常に面白い、見解だと思います。
2023/05/15読了
「第三次世界大戦はもう始まっている」 エマニュエル・トッド著 |
事実上、米露の軍事衝突が始まり「世界大戦化」してしまった以上、戦争は容易に終わらず、露経済よりも西側経済の脆さが露呈してくるだろう。
■第三次世界大戦はもう始まっている
●「戦争の責任は米国とNATOにある」
●ウクライナを「武装化」した米国と英国
●欺瞞に満ちた西欧の「道徳的態度」
●世界を「戦場」に変える米国
●核を持つとは国家として自律すること
■ウクライナ問題をつくったのはロシアではなくEUだ。
●EUがウクライナを破壊した
●ロシアとの共存以外に選択肢はない
■「ロシア恐怖症」は米国の衰退の現れだ
●米ソの相互破壊
●「人種」にこだわり続ける米国社会
■「ウクライナ戦争」の人類学
●米国は戦争にさらにコミットする
●真のNATOに独仏は入っていない
●露中の「権威的民主主義」
●本来、この戦争は簡単に避けられた
●「ウクライナに兵器を送るべきだ」の冷酷さ
●軍事支援でウクライナを破壊している米国
フランスの人口統計学者、歴史学者、人類学者 エマニュエル・トッド |
エマニュエル・トッド (Emmanuel Todd, 1951年5月16日 - ) は、フランスの人口統計学者、歴史学者、人類学者。学位はPh.D.(ケンブリッジ大学・1976年)。研究分野は歴史人口学、家族人類学。人口統計を用いる定量的研究及び家族類型に基づく斬新な分析によって広く知られている。フランスの国立人口学研究所に所属していたが、2017年に定年退職した。2002年の『帝国以後』は世界的なベストセラーとなった。経済現象ではなく人口動態を軸として人類史を捉え、ソ連の崩壊、英国のEU離脱や米国におけるトランプ政権の誕生などを予言した。
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