2024年11月8日金曜日

手塚雄二展 雲は龍に従う

 

寛永寺創建四百周年 根本中堂天井絵奉納記念 

手塚雄二展 雲は龍に従う


雲は龍に従う 手塚雄二展を観に行ってきました。寛永寺創建四百周年 根本中堂天井絵奉納記念の展示会でした。


手塚が紡ぎ出す豊かなイメージ世界から、作家自身の内なる美意識に迫り、伝統と革新の精神で日本画の王道を歩んできた手塚雄二、約50点の作品群です。


71歳の日本画家です。伝統と革新の精神で日本画ということですが、非常に良かったです。

最近の作品で、好きな作品が何点かありました。

たまには伝統の日本画に触れるのもいいものですね。




手塚雄二展 雲は龍に従う 展示会入口




手塚雄二氏 ごあいさつ



根本中堂天井絵 実物展示



根本中堂天井絵 実物展示



第1章 四季の庭



第2章 荘厳なる景色




ブルックリンの橋 展示



第3章 光とともに




舞月 展示



第4章 清けし幽けし




展示 《麗人》2023年



寛永寺根本中堂奉納天井絵《叡嶽双龍》 展示



屏風絵4点 展示



寛永寺根本中堂奉納天井絵《叡嶽双龍》 映像紹介



手塚雄二展 雲は龍に従う パンフレット 




■手塚雄二氏
1953年神奈川県に生まれた手塚雄二さんは、東京藝術大学在学中に院展に初入選し、39歳の若さで日本美術院同人に推挙されるなど、早くから画壇の中枢で活躍を続けてきました。また長年にわたり東京藝術大学の教授として後進の育成に力を注ぐなど、教育者としても確かな足跡を残しています。そして古希を迎え、ますます旺盛かつ縦横無尽に彩管を揮っています。その作風は伝統に軸足を置きながらもモダニスティックに展開し、斬新かつ洗練された無二のイメージを創り出してきました。手塚さんの作品には、「華と寂」「写実と装飾」「古と今」「静と動」「刹那と永劫」など、つねに相反するテーマを行き来するようなポラリティー(両極性)に満ちています。振り子のように展開する画業は、これまでの日本画の可能性を大きく広げ、これからの日本画に向けて新しい価値観を提示し続けています。



■寛永寺根本中堂奉納天井絵《叡嶽双龍》
門外不出となる大迫力の天井絵を、横浜で展示
大きな見どころとして、6×12メートルという長大な寛永寺根本中堂奉納天井絵《叡嶽双龍》が挙げられます。手塚さんは、2020年より5年の年月をかけ、自身初となる水墨を用いて天井絵の制作に取り組みました。数百年の時を経た天井板に直接描かれるもので、旧材をあえて活かすことにより「古」と「今」を結ぶ新たな試みです。描き出される2頭の龍は手塚さんが初めて挑むモティーフで、コロナ禍、アトリエに籠って描いた夥しい数のスケッチの中から紡ぎ出された独自の図像です。そしてその神聖かつエネルギッシュな龍の姿には、手塚さんの平和への祈りが込められています。 




東叡山寛永寺根本中堂奉納天井絵《叡嶽双龍》2023年




《月葉》2023年




《麗人》2023年




《花守》2022年



非常に良かったです。








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