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自民党の終焉 茂木誠氏の考察
日本の作家、コメンテーター、予備校講師、茂木誠氏がYouTubeで、「自民党の終焉」についての考察を論じていました。
非常に面白い考察なので、書き起こして、まとめを作成して掲載します。
やはり自民党は発足時点で、すでに無理があったということですね。
そう考えると、戦後80年経っても、アメリカの従属国から抜け出せず、また憲法改正もできないことが納得いきます。自民党が分裂し、終焉を迎えることは確実ですね。
今後、茂木氏の考察通りに進むかどうか、注視していきたいと思います。
民族派思考路線の、新しい保守派の政治家が出てくることを期待しています。
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作家、コメンテーター、予備校講師 茂木 誠氏 |
茂木 誠(もぎ まこと)は、日本の作家、コメンテーター、予備校講師。歴史系YouTuber。駿台予備学校・N予備校世界史科講師。東京都北区出身。明治大学文学部史学地理学科日本史専攻卒業。当初は考古学専攻に学ぶが、日本史専攻に専攻を変える。明治大学大学院文学研究科修士課程修了。大学院では日本近世史を専攻。高等学校教員から予備校講師に転身。著書に、『経済は世界史から学べ!』(ダイヤモンド社)、『世界史を動かした思想家たちの格闘』(大和書房)、『世界史で学 べ! 地政学』(祥伝社)、『ニュースのなぜ?は世界史に学べ』シリー ズ(SB新書)、『超日本史』(KADOKAWA) 、『日本人が知るべき東アジアの地政学』(悟空出版)、『「戦争と平和」の世界史』(TAC)、『米中激突の地政学』(WAC出版)、『テレビが伝えない国際ニュースの真相』(SB新書)、『政治思想マトリックス』(PHP)、『「保守」って何?』(祥伝社)など。YouTubeもぎせかチャンネルで歴史とニュースについて発信中。
■リベラル自民党A、保守派自民党B
自民党の発足は、日本社会党に対抗するために、吉田茂の自由党と、鳩山一郎の民主党が合体してできた。
そもそも、方針が違う。初めから無理があった。
自由党(吉田茂)・・対米従属路線・・アメリカの保護下で経済発展さえすればいい。
民主党(鳩山一郎)・・民族派思考路線・・アメリカのGHQ体制からの独立を図る。自主憲法の成立。自主独立。
■二つの会派が、宏池会と清和会へと引き継がれる
この二つの会派を引きついてきたのが、
宏池会の岸田文雄、清和会の安倍晋三である
対米従属路線・・親米派・・宏池会
民族派思考路線・・保守派・・清和会
■自民党内に、もう一つの第3グループができた
アメリカと距離を置く為に、もう一つのグループができた。
対中隷属路線・・親中派・・経世会、二階派
中国はアメリカと日本の投資により経済発展し、大国に成長した。
■石破政権は、この第3グループ
対中隷属路線・・親中派・・石破政権
■石破政権成立の構図
石破政権成立は、岸田宏池会と二階派が、安倍清和会を追い落とした。
日本の独立を求める勢力を、親米派と親中派がつぶしてきたと言える。
清和会つぶしを行い、あえてリベラル親中派を隠さない。
保守派の支持をわざと引き離し、わざと選挙に負け、自民党をわざと大敗させ、しかも責任を取らない。リベラルの石破グループからしたら、成功したことになる。
安倍派を一掃できたから。一種の党内クーデターである。もしくは自爆テロです。
党内の反対勢力が一掃されればいい。石破総理はきわめて理知的で策士です。
自民党はもともと無理があった。党内が分かれて当然です。
党内融和でリベラル派を登用した安倍氏は、その辺が甘かった。
結果、自民党票が他党や新党に流れた。
■今後の展開は立民と政権維持
総裁選はまた出る。もしくは衆議院解散。
総理に居座る。支えるのは自民党のリベラ派と立憲民主党です。
もし石破総理が、立憲民主党を頼って政権維持しようとした場合、自民党内の保守派は、我慢の限界だと言って自民党を出て行く。
その時初めて、自民党はきれいに割れる。
石破総理と立憲民主党の政権についていくという、本当のリベラル派と、保守派がきれいに分かれて、ここで自民党は協議離婚ができて、今までのさまざまなごたごたが全部終わる。
立民と政権維持・・結果、自民党は割れる
リベラル化した自民党A
保守派の自民党B
そのどちらを選ぶかは、国民が選択する。
今後の展開を注視していきたいと思います。
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