高野光正コレクション
「発見された日本の風景展」を観に行ってきました。
高島屋ギャラリーです。
日本人画家が描いた明治の暮らし、西洋の画家が愛した日本の風景が展示されていました。
非常に良かったです。
特に、横浜で活躍した幻の画家笠木治郎吉氏の、濃厚な彩色、緻密な描き込みには驚かされました。
明治の暮らしにタイムスリップしたような感じです。
高野光正コレクション「発見された日本の風景展」入口 |
展示は「序章 明治洋画史を眺める」「第一章 明治の日本を行く」「第二章 人々の暮らしを見る」「第三章 花に満たされる」で構成されていました。
笠木治郎吉《花を持つ少女》 水彩紙 |
笠木治郎吉《漁網を編む男性》 水彩紙 |
渡辺豊洲 《途上の鳥居》水彩紙 |
チャールズ・エドウィン・フリップ 《戎座》 水彩紙 |
帰りに珍しい「日本のポスター」単行本を購入しました。
古いポスター好きな自分にはたまらない本ですね。
これからゆっくり味わいます。
「日本のポスター」単行本 |
高野光正コレクション 発見された日本の風景
日本人画家が描いた明治の暮らし、西洋の画家が愛した日本の風景
●貴重なコレクションで巡る、明治の日本。(文章転記)
日本の近代の始まりである「明治」。日本は西洋諸国からさまざまな文物や人々を迎え入れ、一大変革を経験しました。それは美術の世界においても例外ではなく、日本を訪れた外国人画家たちは、西洋とは異なる日本の文化や自然に興味を抱き、その様子を描きました。また日本人の画家たちは西洋人から学んだ新しい技法で、自分たちの国の風景や暮らしを描いたのです。これらの作品の多くは外国人に求められ海外に渡り、長年の間眠っていました。本展の出品作品はすべて、コレクターの高野光正氏が半生をかけて海外で収集し、日本へ里帰りを果たしたものです。この類を見ないコレクションには、今では失われてしまった明治の日本の貴重な姿が残されています。
笠木治郎吉《提灯屋の店先》 |
笠木治郎吉《花を持つ少女》 水彩紙 |
高野光正コレクション「発見された日本の風景展」 |
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