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SDGsの大嘘 池田清彦著
「脱炭素」は欧州のペテン
”環境ビジネス”で丸儲けしている人々の正体
地獄への道は善意で敷き詰められている
環境問題にメスを入れた本、大変参考になりました。
その発想が好きな学者の一人です。
生物学者 池田清彦氏 |
池田 清彦(いけだ きよひこ、1947年7月14日 - )は、日本の生物学者、評論家。早稲田大学名誉教授、山梨大学名誉教授。理学博士(東京都立大学)。高尾599ミュージアム名誉館長。構造主義を生物学に当てはめた構造主義生物学の支持者のひとりとして知られている。また、科学全体に構造主義を当てはめた「構造主義科学論」も唱えており、その視点を用いつつ科学論、社会評論等も多数行っている。昆虫採集マニアでもあり、昆虫についての著作も多い。西條剛央、京極真とともに、構造構成主義研究シリーズの編集委員を務める。また養老孟司や奥本大三郎とは昆虫採集を共通の趣味として親交があり、共著が数冊ある。
SDGsの大嘘 |
国連が、持続可能な開発目標として⒘のゴールを掲げてからというもの、世界ではSDGsを推進することこそが正しいとされ、政府も企業もこれに従うのが当たり前だという「正義の風」が吹き荒れている。
賛同するだけでも「いいことをした」と、また報酬系が働く。そんなことを続けるうちに、どんどん「SDGs中毒」に陥るのだ。SDGsは世界にとっても日本にとっても「地獄への一本道」である。一日も早く「SDGsの快楽」を断ち切って、正気にもどってもらいたい。
●人口を減らさない限り「資源の争奪戦」は終わらない
●SDGsはグローバル資本主義を続けた欧州の免罪符
●枯渇しつつある水産資源を中国が食べ尽くす
●実はエコではない「太陽光発電」と「風量発電」
●「CO2の増加が地球温暖化の原因」という大嘘
●利権のために科学的ファクトも「無視」する日本人
●実は地球にも環境にも優しい遺伝子組み換え作物
●「地熱発電」と「エネルギーの地産地消」が日本を救う
核心をついた、なかなかいい本でした。
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