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自分の始末 曾野綾子著
その考え方や、生き方が、好きな作家です。
作家 曾野綾子氏 |
曽野 綾子(その あやこ、1931年(昭和6年)9月17日 - )は、日本の作家。「曾野」表記もある。本名は三浦知壽子。旧姓、町田。夫は三浦朱門。カトリック教徒で、洗礼名はマリア・エリザベト。聖心女子大学文学部英文科卒業。『遠来の客たち』が芥川賞候補に挙げられ、出世作となった。以後、宗教、社会問題などをテーマに幅広く執筆活動を展開。エッセイ『誰のために愛するか』はじめベストセラーは数多い。近年は生き方や老い方をテーマとしたエッセイが多く、人気を集めている。保守的論者としても知られる。大学の後輩である上皇后美智子とは親交が深く、三浦の生前から夫婦ぐるみで親しかった。上皇后(天皇)夫妻が葉山で静養する折、夫妻で三浦半島の曽野の別荘を訪問することも多い。日本財団会長、日本郵政取締役を務めた。日本芸術院会員。文化功労者。
自分の始末 |
肉体と精神の機能の低下を少し
くい止めることはできるように思う。
それは生活の第一線から、引退しないことある。
職を引かないことではない。
日常生活の営みを人任せにしないことである
●おもしろがれば、すべてできる。すべて自分が主体となり、その分だけ自由になる。
●自分の限度を知る・・休む
●運命の変化時には直ちに重大な決断をしてはいけない。
●日本人の、実質を見ずに空気で物を言う気質は、かなりに始末が悪い。
●六十五才を過ぎたら、人間として、精神・健康ともに揃って生きていられるとは限らない。
●延ばすという知恵は大切。
●自分の人生、自分の時間は、頑なまでに、自分で管理する。したいことをさせてもらって生涯を全う。
●少しだけ利己主義・・夜早く寝て朝は夜明けと共に活動を始める野生動物型。
●体も心も、手入れを続けなければ、必ず早く壊れる。
●自分のいいと思うものを、可能な限度の中で、自分の眼力で発見する。それが、この上なく、自由で楽しい人生だ。
●終生、謙虚であることが大切である。
いい言葉ばかりです。教訓にして楽しい人生を全うしたいですね。
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